頭痛について
当院にも「頭痛」に悩まされて来院
というケースは少なくありません。
ほとんどの方は頭痛だけでなく
首や肩の痛みや痺れ
背中の張りや腰痛
といった症状も伴っていることがほとんどです。
その症状の方ばかり気が向いてしまい
頭痛に関してしっかりと把握していない方が多いようです。
頭痛について少し知識をもっていただければと思います。
当院での治療の対象となる頭痛は
まずは大きくわけて3つに分類されます。
①緊張性頭痛
首や肩の筋肉の緊張が原因。
範囲 後頭部全体~両側頭部
痛み 頭に鈍く重い、締め付けられるような痛み
対処 緊張を取り除く、ゆっくりお風呂に入る
②片頭痛
脳血管の炎症が原因。
範囲 片側の側頭部(両側の場合もよくある)
痛み ズキズキと拍動する痛み
対処 首や後頭部を冷やす 腹式呼吸
③群発性頭痛
脳血管の炎症が原因
範囲 片側の目の奥
痛み 目の奥がえぐられるような激しい痛み
対処 首を冷やす 腹式呼吸
①、②が一緒に併発することもあります。
①の緊張性頭痛ですが
首や肩の緊張を緩めても治らない。
またすぐに痛みが出てしまうという方が度々いらっしゃいます。
その場合は背中や腰や骨盤など
他での原因を治すことによって改善されることもあります。
②③は脳血管の炎症ですので
マッサージや血流を良くすることは絶対にNGです。
まずは炎症を抑える薬で症状を落ち着けることも
悪くないと思います。
まずは腹式呼吸をして
血管の興奮を抑えることも効果的です。
どの頭痛もまずは症状を落ち着けて
頭痛起こらない体を作っていくことが大切です。
今現在頭痛で苦しんでいる方は
一日も早く頭痛から解放されて
気分よく毎日を過ごせるようになりませんか?
補足として、上記に該当しない頭痛も多々あります。
今まで感じた事のない頭痛は早めに病院での
検査をおすすめします。